1.らくだや
最近は週に一度程度しか顔を出しませんが、定期的に行ってます。
「血中脂肪過多・高尿酸値により、カロリー制限(1800KCal/Day) & 揚げ物禁止 & ビール禁止」の憂き目に会っている僕としても、駱駝屋で和食メニューが増えている状況は好都合です。
ま、これから冬になり、ビールが美味くなっていくってえのに、ちょっとつまらない。
とはいえ、この世にはワインもあるし、芋焼酎もあるので、ビールを飲まなくても大した苦にはなりません。
カロリー制限だって、今のところは基本的に寮の給食なんで、これまで全部食っていた肉類を残し、逆に残してきた野菜類を全部食うくらいにすれば、まあクリアーできます。もともと米やパンはあまり食わなかったので。
問題は大好きな”とんかつ”が食えなくなることです。栄養士の言によると、「どうしても食いたければ、ロースでなくヒレにせよ。それも揚げ物の衣をはがして食え。」ということでしたが、そんなだったら食わなくてもいいや。もうちょっと我慢して身体を良くしたら、また食えるだろうと思います。
といった風に、特に問題はありません。がんばってちょっとはスリム、というか健康になりたいと思います。
2.その他店関連
カミさんの入国問題・僕の健康問題などいろいろありますが、ま、いいや。好きな骨董の話でもしますか。
休日の昼過ぎに「夢屋」か「細山」へ遊びに行って、すっかり顔馴染みになった常連さんたちと、骨董の話(最近の医療や、米の収穫量に関する問題なぞを話題にすることもあります)をしながらお茶を飲むのも楽しいもんです。
そんな話の合間に店の中をぶらついてみますと、あるある。最近ちょっと気になってきたのが、伊万里焼です。
とはいっても大皿や壷みたいな大物は、とてもじゃないが買えません。せいぜいお銚子やお猪口、小鉢、丼、火入れ、蕎麦猪口などなどです。染め付けのあるなしに関わらず、気に入ったら買い続けています。
あの、青みがかった薄灰色の肌がいいんです。
金沢の久谷焼もいいんですが、やはり伊万里焼よりも規格化されていて、味気が無い。
その点、伊万里焼の器には、手の跡が見えたり、ロクロ放す先がまっすぐじゃなかったりして、愛嬌が感じられるんです。
僕は全く詳しいわけじゃないけど、「夢屋」のマスターから、いろいろと話を聞いて、肌や染付けの色合い、ロクロから離す際の切り方、石の色などなど、それぞれ特徴があることがわかってきました。
ちなみに、時代で言えば、江戸中期(元禄くらい)のものから昭和初期くらいのものまで、いろいろです。
そうして集めた器をつくづく見ていると、古いものは、やはり最近の器(機械整形、コピー染付け)と違って、芸が細かい(というか丁寧に作られている)ことがよくわかります。
確かに伊万里焼となると、僕が集めてる小物でも5,000円から30,000円位のものまでいろいろありますが、現代作家ものの磁器や、マイセンなどと比べれば安いもんです。それに、ちゃんとしたものだと思えば扱いも丁寧になるし、ものを大事にする心も生まれるってえもんです。
「伊万里にせよ、久谷にせよ、備前にせよ、一人単身寮に暮らしてるんやから、器なぞいらんやろ」、といわれればそれまでなんですが、僕としては、「そろそろ愛しのレイアも日本に来れる様になるんちゃうか、それはそれでうれしんやけど、奥さんには古陶趣味なぞ理解でけへんやろから、今のうち買っとこ。」と、自分勝手に思い込み、着々と買い集めているのです。
下に、最近買ったお気に入りの器たちを紹介します。今回は初回ですので、ちょっと派手目に色物を紹介します。
このほかにも気に入ってるのはいっぱいありますが、それは追って紹介していきます。
色磁器三種、左から、蕎麦猪口(伊万里)、蓋付小鉢(九谷)、銚子(伊万里)
蕎麦猪口はこれ以外に15個くらい集まりました。蕎麦以外にも一人分の小鉢料理を盛るのにも、焼酎を飲むのにも使えます。
蓋付小鉢には何を入れようかな?
蓋付小鉢(伊万里)、チョコボール型が可愛い、キャンディでも入れておくかな?
丼(伊万里)、大きさはちょうどラーメン食うのにいい。キンキの煮つけやブリ大根なんか盛ったらいいかな?
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