1999/10/10
10周年記念イベント(続き)

#10/10 三次

やはり到着時間が遅かったのか、ICを出て直進という段取りだったはずが、右折して良いと指示を受けました。
右折して直ぐ入り口。入ると、やたら広い平面が。これが周回路コースか、と思ったらもう一本向こう側が周回路らしい。入場のチケット確認は一瞬見せただけで、拍子抜け。これじゃチケットない人も入れたかも。

周回路に入ると、先にすんごいバンクが見えました。

こんなところでテストしているんだなぁ。サーキットとはまた違って、初めて肉眼でこういうものを見ました。ドンドン進むが、どこで駐車するのか分からない。先は長いらしい。3列に別れて進み始めましたが、この時ノロノロでバンク側を走行することになり、ちょっと怖かったです。結局停車直前で最内側に誘導され、停車。会場から恐らく1Km近く離れたのではないかな?随分遠いなぁ。キーをつけたままでという指示がパンフに載っていたので、このまま行こう。でも車内が汚いなぁってことで少し片付けを。トランクに押し込んだだけなんですけどね(笑)。

ここで、私の車の内装に興味を持ったかたが声をかけてきました。このかた、K野さんという福岡から来られたかたで、このかたと終日行動をともにしました。

彼のクルマは同じH2のシルバーのNA6CEですが、AT。ホントはMTが欲しかったらしいのですが。自分と同じシルバーのクルマを見ていて私のクルマに当たったらしい。買ってから即15inchのホイールを入れたそうで、でも入れてから1.6には14inchのほうが、と聞いたらしい。タンのノーマルシートが入っているのは珍しい。あと、MSの4点ロールバーが入っている。
彼はいろいろ拘りをお持ちのよう。フロントにはVeilSideのようなバンパーを入れて、他はシルバーカラーを生かしてすっきりと(メッキパーツを入れたりして)、特にデカいドアミラーは交換したい。リアには音の静かなセンター出し(形はピットクルーの2本出しが良いと言っていた)、と計画しているそうなのだが、あまりクルマだけにお金をかけたくないので中古パーツを探している、とのこと。海外旅行が趣味のようで、また、今のAT車よりMTに乗り換えてから(いぢろう)という意識が常にあるようで、このクルマに金は...と考えているらしい。
もともとバイクユーザーで、「ヘルメットをしなくて済むバイク」という感覚。また、自分のクルマには何か足りない、とも言う。

クルマを拝見しますと、確かに15inchは大きいような気がしました。ホイールがかなりデカく見える類でした。ノーマルサスでこれが入っていると、かなり腰高に見える。ドレスアップに焦点が向いているので言いませんでしたが、まず車高を下げたほうがいいのではないかと思いました。今更14inchに戻す必要はないですがね。社外バンパーは薦めませんでした。FRPのバンパーはぶつけたりすると修復が大変ですし、概して低く製作されているため底を擦りやすいですし。以前装着してたGarageVary Type1バンパーの下が底抜けしたエピソードもお話ししました。VeilSideは確かに目立つんですけどね。私のクルマの近くにこれのフルエアロが居ましたが、到着していきなり雑誌の取材を受けてましたしね。ピットクルーのマフラーは静かとは言い難く、希望通りにはならないと言っておきました。STメイのショットガンだったらJASMAなんで多少静かであることも。

ウィンドウにモールを貼ったり、ウィンカーをクリアにしたり、ドアミラーを替えたり、という小物から入ってみては、とアドバイスしました。

朝食は焼きそばとタコ焼きが出ていました(後で聞いたらパン系の朝食が用意してあったが無くなってしまったらしい)が、それぞれ2台と1台で調理していて、行列が凄い。並ぶのも大変でしたが、作っている人たちはもっと大変だったろう。行列のプレッシャーもあったと思いました。事務局でもこれは反省点として挙がっていたそうです。

10:00 RCOJ水落さんから開会挨拶が始まる。この頃は、日差しが強くなってきて、朝の冷え込みが嘘のよう。

10:10 CCレモンのミニ缶で乾杯。でっかい花火がステージ後ろから上がりましたが、その破片がステージ横に落ちてくるハプニングもありました。ドデカイ音に度肝を抜かれました。上を向けば、快晴の青空。天気も素晴らしい。

この後、Mark Fields専務さんのスピーチと、常務以下マツダのスタッフの皆さんの紹介。休日なのにご苦労様です。役員まで出席とは、凄い力の入れよう。ステージの造りも、金のかけ方が違うと思いました。

#12/15付けでMark Fields専務は社長になられていました。驚き。

この後しばしフリータイム。観光バスによるテストコース見学ツアーもあって是非乗りたかったのですが、大勢の列に諦めました。しかしグッズは買うぞぉ!11:00前に発売開始。ワインは三次ワイナリーの赤ワイン(ライトボディ)。10周年記念のラベルが入っている。イラストはBow。氏によるもの。これは記念になります。限定500本。飲まずにとっておくか、ビンだけとっておくか悩むなぁ。Tシャツの列にも並ぶ。こちらは限定340枚でした。どちらも事後発送による追加注文の受付は可能だったようです。

どちらも無事買う事ができました。サインカーの自分のサイン(軽井沢で書いた)を記念写真に収め(実は参加したかたなら分かると思いますがパンフに載っている写真と同じアングルです)、

歴代限定車やプロトカー(スピードスターとクーペ)を見学し、

M Coupe

満足して自車へ。グッズはトランクにしまって、この後は専らクルマの見学に勤しむ。自分のクルマへの参考のため。夢中で見ていましたが、だんだんお腹が空いてきて昼食を意識する。でも、会場から遠いのでギリギリまで見学してから昼食を摂りに戻ろう、ということにしました。会場とクルマ置き場が遠かったのは、ちょっぴり残念だったですね。少なくとも会場の横に並んでいれば、クルマの脇での談義がもう少し花咲いたように思えました。1000台をたった3列で並べてますから、長くなるのは当然なんですけどね。暑かったんですが、もうそんなことお構いなしで熱中してました。

13:15 昼食のため会場へ戻る。結局全てのクルマを見学しきれませんでした。1000台ですから(^^;;;;)。私達が見学に熱中している間の会場では、クラブ紹介やカルトクイズをやっていました。大変盛り上がったようですね。
昼食のサービスが始まった11:00には食べ物は沢山あるというアナウンスがされていたのですが、私達が会場に戻った時には食事は既に何も無く、撤収しているところでした(ioi)。ドリンクすらなく、コーヒーを必死で沸かしていたが、そこにも大変な行列。暑くてホットコーヒーを飲む気分ではなかったのですが、仕方なく並びました。グッズ関係は、注文も含めて完全に売り切れていたのは言うまでもない。コーヒーを飲みながら日陰で休憩。

14:00 マツダのテストドライバーさんによるデモラン。当に人馬一体。ノーマルサスでこれだけの走行が出来るというのは凄い技術。近くにぶんたさんを見かけたので、挨拶を。

14:10 閉会。商品企画担当のMartin R. Leach常務さんによるForever宣言。「Roadsterハ、エイエンデス!」との力強いお言葉を。これは嬉しい。感動した。この時ステージ後ろからパァッと紙テープが舞った。感動。スケジュールはバッチリ進行し、素晴らしいフィナーレでありました。ステージの後ろの壁に引っ掛かっているテープが見えますか?

この後各々自車に戻りスタンバイし、15:00から周回路をパレード。K野さんとも連絡先を交換して別れる。スタート前のひとときを私のクルマの後ろのかたとしばし談笑して過ごす。福山ナンバーの青のNA。コンビランプ外し、オイルクーラー、ピットクルーのセンター出しマフラー。マフラーはかなり煩いと言ってました。カップルで来場してました。うらやましい。

このパレードが長かったんです。全長4.3Kmと言っていましたが、これを3周も廻りました。空から何度も空撮のヘリが来ました。周回路の両脇からお見送りのスタッフの皆さんが手を振ってくれましたが、最後のほうは皆さん疲れていたですね。ハイ。3回×1000台ですから。本当にお疲れ様です。本当にありがとうございました。手作りミーティングの軽井沢とは全然雰囲気が違って、マツダさんの力が相当入っているな、とヒシヒシ感じました。報道の多さもあって、他のイベントとは性格は異なりました。私はショップのディスプレイとかを期待していたんですが(K野さんはフリーマーケットとかを期待していたらしい)、これはまたこれで、良いイベントでした。

ところで、私のクルマは果たして空撮されたのだろうか?!

 

#10/10 帰り

いやぁ、楽しかったですね。ここで現実に戻る。帰りは行きのような大渋滞にハマりたくないし、なるべく早く家に帰らないと。東名上りは11日の午後に東名高速の東京上り方面で大渋滞の予測が出ています。

で、行きに多賀SA(滋賀県)を通過したとき「レストイン」(宿泊・休憩施設)の案内があることを確認していたので、取り敢えずここを目的として、もし体に余裕があれば通過してもっと早く帰る、という予定にしました。ここはちょうど中間くらいの位置で、泊まるには良さそうだと思いました。

16:50 三次IC入線。ホントは七塚原SAで事後の談笑をしたかったんですが(事実沢山のRoadsterが停まってた)、私には一刻も早く東京に帰る義務がある。カミさんを残して来てますからね。で、涙を飲んで(実際に流してはいないが(笑))そのまま通過。
途中パスしていくorされるクルマはRoadsterばかり。余韻を楽しむが如く、その全てのクルマと手やクラクションで挨拶を。楽しかった!!しかし皆さん速いですね。皆さん取り締まりに引っ掛からないように!

17:50 大佐SA。土産を買うのを忘れていたので、当初予定通り紅葉まんじゅうを買いました。しかしこのSAは岡山県でありました(^^;;;;;)。よく売っていてくれた!!偉いぞ>岡山グランドホテル
トイレに行き、昼食を食べられず喉もカラカラだったのでアメリカンドックとジュースを買って食べました。先を急ぎたいので、本格的な食事は止めました(レストランが混んでいたため)。

SAの情報画面によると、神戸がかなり混んでいるらしい。山陽道から入ればその渋滞も多少回避できるみたいだったので、岡山自動車道から迂回することにしました。同じ道を通るのもナニですしね。何だかんだで時間が過ぎて18:30発。出発直前に他車に乗るご夫婦に声をかけられる。このクルマ(Roadster)、いっぱい走ってるみたいだけど、何かあったの?と。イベントのことを説明したら、そんなに沢山きたんだぁ、抜かされるクルマが全部コレなんだもんなぁ(^^;;;)、と多少皮肉っぽくシミジミと語っていました。ごめんなさい。君も東京まで気をつけてね、とかけてくれました。ありがとうございます(^^)。

北房JCTで中国道から外れ、岡山道へ。この道も殆どが対面走行。しかも上り下りも結構あるので、通行しやすい道とはとてもとても言い難いですが、然したるスローダウンもなく通過できました。岡山JCTから山陽自動車道へ入ると、さすがに通行量が多いですね。前に1台Roadster(確か神戸ナンバー)がいてずっと追いかけてたんですが、何故か途中でスローダウンしてしまい、別れる。付いて行くのが精一杯でアオったつもりは全くないんだけど。

19:50 竜野西SA。トイレと給油。Roadsterは何台か居たようでした。20:20発。

神戸JCTからまた中国道に入るのには殆ど渋滞はなかったですが、入った途端にノロノロ。

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JH
の渋滞予測

路線名(方向)
中国自動車道 (上り)
区 間 神戸三田IC 宝塚IC
日 時 1999 10 10
時間帯 16:0023:00

ボトルネック箇所 宝塚西TN付近
ピーク時の渋滞長 15 km (19
通常所要時間 0:11
渋滞所要時間 0:30 ( +0:19

時間帯別渋滞状況
時間帯
渋滞距離
17 時台 5 km
18
時台 10 km
19
時台 15 km
20
時台 15 km
21
時台 12 km
22
時台 10 km

渋滞予測の通り、宝塚付近から流れ出しました。
大佐SAで見たのは、中国道は吉川〜宝塚=27.1Kmの渋滞。対して、山陽道からですと神戸JCT〜宝塚15Km。大佐の画面では吉川〜神戸JCTがビロォ〜ンと長く表示されていたので錯覚したのですが、たった12Kmしか変わらなかったんですね(^^;;;)。迂回したことにより距離は30Km程度増えているわけで、どちらのルートもどっこいどっこいだったかも。この渋滞はかなりスピードが遅かったので、たとえ12Kmでも回避できたのは精神的に良かったかな(^^)。もう渋滞はこりごり。

この後は休憩も取らずに多賀SAまで。到着は22:50。夕食を摂っていないし、さすがに疲れました。ちょうど眠気も出てきたので、宿泊はしないまでも少なくとも長めの休憩をとることにしました。軽食コーナーは色々なメニューがあり、私は豚汁定食を食べました。小付に何かの幼虫みたいなものの煮付けが出てきましたが、この疲れきっているときにゲテモノ系を食べる気力がないので、手を付けませんでした。

レストインへ。下り線(大阪方面)にあるので、道路上に架かる歩道橋を渡って行きます。歩道橋の上からSAを見ますと、沢山のRoadsterが停車していました。皆さんお疲れ様でした。
23:30から取り敢えず2時間休憩(+風呂)で600円(税抜き)です。宿泊個室も20室くらい(と記憶してます)有ったのですが、満室でした。個室も2時間で2000円程度ですから安いですよね。
風呂にゆっくり浸かって、休憩室でしばし就寝。ここにはマットやソファがあって、寄り合いではありますが仮眠できました。これが結構助かった。個室に入れなくても問題ないですね。


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